今回、レコーディングを行ってみて、自分の楽曲には、最初からアレンジがはっきり頭の中で決まっているものと、全く行き当たりばったりで進めるものとがある。自分でやってみて面白いと感じたのは、やはり後者。いろんなゲストに手伝ってもらって、比較的自由度を持ってやってもらうと、それを起点にバンド内でいろんなアイディアが湧き出てきて思わぬ展開になったりする。特に今回のアルバムでそれが色濃く出ているのは「キャスター付マッサージチェアー」かな。もともと3拍子の曲ではなく4拍子で作っていたのだけど、メンバーや友人に聞いてもらい、意見をもらい、試行錯誤の結果、何とも言えないヘンテコな曲になった。1つの作品に多くの人が演奏で携わるのは、苦労も多いけど、自分の作品が独り立ちして別の曲になったような気持ちで楽しい。
「A Routine Day」のアルバム制作に当たっては、以下の方々に手伝って頂いた。皆、快く引き受けて頂いた事、素晴らしい演奏、作品を披露して頂いた事をこの場を借りてお礼申し上げたい。Many thanks for helping our recordings!
<ゲストミュージシャン>
- 元ビーグルハットの旧友である倉科氏はEG1曲とボーカル&コーラスで2曲手伝ってくれた。完璧主義は相変わらずだ。
- 学友で元ビーグルハットの池谷氏はバックボーカル、掛け声で2曲手伝ってくれた。パーカスにも挑戦してもらったが、あえなく撃沈。
- SHEEPのサポートメンバーだった田中ヒロユキ氏が1曲手伝ってくれた。ドライブ感のあるピアノを披露してくれてる。
- 日名子氏の友人のヨシザワミエコさんはピアノの効果音で1曲参加。読んで字のごとく効果的!
- 日名子氏の友人のコマツナオコさんはシャンソン雰囲気のあるアコーディオンで1曲参加
- YONE-CHANさん(なぜか日名子氏の友達は女性が多い、羨ましい)はバックコーラスで1曲参加。彼女にはパイロット来日の際は通訳、観光のアレンジもやって頂いた。
- あけさんの友人でリリースしたアルバムが、なぜか18禁扱いになってしまったマーヤのカワムラ氏はシタール、タブラで手伝ってくれた。実に個性的だ。
- 海外での評価が高いプログレバンド「Masheen Messiah」の中心人物アキヤマ氏は同バンドのレコーディングの合間を縫ってピアノで手伝ってくれた。さすがの腕前。
- あけさんの友人でUKYの美ノ辺さんはバイオリン、ビオラ、チェロで、2曲参加。格調高い演奏を披露してくれた。
- さんずいのタマオさんはコーラスで1曲参加して頂いた。ボーカリストしての力量発揮!
<その他>
- SHEEPのレコーディングからのお付き合いのタナカクニアキさんはミックスをほぼ全曲やって頂いた。当方のレコーディング実力の無さからかなり苦労されたと思う。深く反省するとともに感謝、感謝。
- ウメハラショウジさんにはカバーアートをデザインして頂いた。素晴らしい出来栄え。このデザインでTシャツ作りたい!
- Avalonの山崎代表にはレーベルを紹介して頂き感謝!
「キャスター付マッサージチェアー」は面白い曲だね。
ギターソロも案外よくできてる気がする(笑)
アルバム制作に参加してくれたすべての方たちに感謝します!
ギターソロは最高